評価 ホラー科 魔女属)

エコエコアザラクVMISA THE DARK ANGEL(佐伯日菜子主演)('97 日本) 監督:上野勝仁 脚本監修:梶研吾
                        脚本:七月鏡一・林壮太郎 脚本協力:新田隆男・近藤巧治 音楽:鈴木大介
                        出演:佐伯日菜子・萩原由紀・高橋あゆみ・三輪ひとみ・藤村ちか・山本エレナ・滝村裕子 他

のきおのコメント 
 前2作の好評を受け、ミサ役に「ねらわれた学園」('97)撮影中の佐伯日菜子を抜擢して「エコエコアザラク」はTVシリーズとして
放映(全13話 テレビ東京 '97)される。深夜の放送にもかかわらず、高視聴率をマークし、さらに「THE SECOND」第2シリーズ放送。
 シリーズ最高視聴率となった17話「私 SevenT」で登り調子と思われたが、18話「包囲 SevnU」を最後に全13話(計26話)を
予定していた番組は打ち切られてしまう。理由は当時発生した神戸の事件の為である。
 未成年の犯行、事件の異常性を考えれば当然の処置とも言えるが(番組の内容は確かに青少年には刺激が強いものと
言えるだろうし。)ファンにとってみれば、遣りきれないものがある。
 この辺の経緯は当時地方放映されていた訳ではないので後に知った話しですが。
 
 しかし、シリーズは三度、劇場版となって復活する。監督は17話の監督でもあった上野氏、脚本監修に劇画作家の梶氏、
脚本・脚本協力にTVシリーズでの脚本担当陣が中心に集まり、特殊メイクに「ガメラシリーズ」の原口氏を加え、もちろん主演は
佐伯日菜子嬢!本作は’97年東京国際ファンタスティック映画祭を皮切りに劇場公開された。

 「エコエコシリーズ」の人気を定着させた要因はなんと言っても、2代目黒井ミサ=佐伯日菜子の存在だ。
彼女の知名度は世間では、さほど大きくないが、「毎日が夏休み」('94)でデビュー以来、様々な映画賞を受賞。映画界では
数少ない本格派女優として、すでに注目の的となっていた。
 彼女の魅力は演技力そのものと言うより、その存在感だ。超メジャーホラー映画「リング」の貞子役で注目されたが
彼女が出ているシーンは、同時上映で続編となる「らせん」の数カット、なんと写真だけのカットを含めても5分も映っていない!
いかにインパクトの強い女優であるかか覗える。ホラー物ばかりに出ている訳でもないのに、ホラー界の女王と呼ばれるのは、
やはり顔が怖いからでしょうか?

 彼女ほど素敵な女優さんを私は見たことがありません。「素敵な」などと、こっ恥ずかしいくなるような形容詞を
臆面もなく使えるほど私にとって彼女は特別の人です。
 本格的にミサとクリーチャーどものバトルが観られて悲しくも恐ろしい本作は4つ星でもいいんだけど、全2作品のレベルの高さと
一番面白いのはTVシリーズ(特に第2シリーズTHE SECOND)だったりするので3っつに留めておきましょう。
監督もTV版の2時間スペシャルを作るつもりで本作を製作したそうです。

 DVDは\5.800-と足元を見た値段なのでレンタルで観た方が無難かもしれません。
しかし、メイキング16分・舞台挨拶その他の特典付き、日菜ちゃんファンは借金してでも買うべし!腹壊しても食うべし!


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