ホンシメジ(キシメジ科)  ’98.10.下旬
 傘は径2〜8cm、半球形〜まんじゅう形、のちほとんど平らに
開く。表面は暗灰褐色〜淡灰褐色。
 ひだは白〜淡クリーム色で密、湾生または直生。
 柄の長さは3〜8cmで白色。下部が徳利状に大きく膨らむ。
 「しめじ」と呼ばれるキノコは数多いが、(栽培品の
ヒラタケまでこう呼ばれている。)本来は、このキノコを指す
(学名にも「shimeji」の文字が入る)。
 見た目が他のシメジ類よりどっしりしているものの、
似通ったキノコも多い「ハタケシメジ」には粉臭、
「カクミノシメジ」は傷つくと黒変、「スミゾメシメジ」は根元に
白い毛があり、「ハイイロシメジ」は柄に縦線があり・・・と言った
特徴を知った上で食さないと『しっかりしてるとか、縦に裂ける』
等の理由だけで食キノコと判断するのは、非常に危険。

 
コメント
 規模はかなり小さい山で、周囲の山は広大でヒノキ、杉と
言った黒木ばかり。(四国の山は殆どそうなのですが。)
只、3〜4mのコナラ類に赤松が混じりひょっとして?と、
早くからチェックしていたものの、この年他の山でかなりの
成果があった為、1ヶ月ぶりにやって来て発見したもの。
 当日は「シモフリシメジ」、以外に遅く発生していた
「チャナメツムタケ」をかなり採っていたので、そのまま
帰っても良かったのですが、どうしても気になり重い身体を
引きずって立ち寄った所、夢にまで見た?!キノコと対面。
 フェアリーリングとはいかないものの、ゆるやかなカーブを描き
3m程の範囲に計20本も、しかし調理の段階で気づいたの
ですが残念な事に見た目よりかなり弱っていて虫も多く、
しっかりしたものは5本程度。
 この年山間部は特に気温変化が大きく、かなりの冷え込みが
あったので早くから成長していたキノコが冷蔵庫に保存された
ような状態でなんとか残っていた感じです。
 それでも、少し気温が上がった為か、翌週、幼菌を2本見つけ
『ホイル焼き』に・・・これがもう絶品!
塩を軽く振っただけなのに。キノコそのものでこれだけ味が
あるのってスゴイと思ったものです。
 但し、翌年からは、まったく生えず、これっきりと
なってしまいました。何故か、二度と生えてきません。
このまま、『幻のキノコ』に戻るのでしょうか?
 しくしく・・・。(のきお

 PS:ちなみに、サイズと量が多かったのでクーラーボックスの
   中は満杯、一人ニヤつき、その写真を撮った瞬間、カメラの
   ズームレンズが破損!リングが脱落し、オートフォーカスが
   使えなくなってしまいました。タタリでしょうか?

    戻る             tosakinokokai